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横山加賀介藤原祐永・・・祐平の次男として生まれ、兄祐盛が七兵衛祐定の養子となったため、その跡目を継ぎました。その後、天保四年に加賀介を受領、茎に菊紋と一を切る事を許され、友成五十六代孫とも切っています。天保・弘化頃に最も円熟した作品が見られ、小板目肌がよく詰んだ精美な鍛えに、祐永丁子と称される匂出来の華やかな丁子乱れを最も得意としています。
新々刀横山中最も評価が高く、備前刀の最後を飾った名工です。
本作、地肌は板目流れ肌で刃文は得意とした互の目丁子刃を見事に焼き上げており、匂い出来に、足入り、刃中湯走り砂流し入り、一部金筋交る等豊富な働きが見受けられ、匂い口もよく締り、刃明るく冴える生ぶ茎の傑作刀となっております!!
目視の限りハギレ/刃こぼれ/膨れ等はなく現状のままで鑑賞頂けるものかと存じます。
※登録は昭和26年の初期の大名登録であり、この時期に一般の人は登録できませんでしたので、元々は大名筋などの名家に伝来した御刀の筈であり、お品物からも伝来の良さがひしひしと伝わってまいります!
昭和26年大名登録!備前刀最後を飾った新々刀横山中最優『横山加賀介藤原祐永/菊一 備前長船士』の本作をどうぞこの機会をお見逃しなくご検討頂きたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。
元 幅:約 3.2cm
元重ね:約 0.8cm
先 幅:約 2.0cm
先重ね:約 0.5cm
刀身重さ: 914.7g
【横山加賀介藤原祐永/菊一備前長船士】
刃文・・・互の目丁子刃
地肌/板目流れ肌
鎬造り(庵棟)
ハバキ/素銅地金着一重
茎鑢目/生ぶ茎 菊紋入り 目釘孔一個 横鑢
帽子/掃き掛け心となり、棟よりに深く返る
鎬造り・・・日本刀の造り込みの一。刃と峰との中間よりやや峰よりに鎬をつけたもの
丁子刃・・・丸味を持った焼刃の頭と谷の形状が、丁子の実の先端部に似ているところから付けられた刃文の呼称
足・・・刃文に現われる働きのひとつ。刃縁から刃先に向けて沸や匂いが線状に連らなる模様
金筋・・・刀の刃の鍛目きたえめに添って、特に強い光を発する沸にえの長い曲線
湯走り・・・日本刀の沸(にえ)で、凝ってしずくのような斑点になっているもの
砂流し・・・焼入れの際、刃中に現れる沸の働きの一つ。刃に沿って沸が線状に連なる様を、河原の水辺の砂が流されて描かれた模様に例えてこのように呼ぶ
【拵】
鞘・・・黒石目地塗唐草文様入り
小尻、鯉口・・・赤銅地唐草文図片切彫
鍔・・・葵形赤銅地唐草文図片切彫四方猪目透かし角耳小肉
縁頭・・・赤銅磨地
目貫・・・素銅地剣巻龍図色絵
柄・・・白鮫皮着茶金糸巻柄
長さ/2尺5寸9分(約78.4cm) 反り/7分(約2.27cm)目くぎ穴1個。
広島県より交付された銃砲刀剣類登録証が付いております。
袋付でご発送致します。
落札者様は、落札、購入後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、各都道府県の教育委員会に所有者変更の届出が必要となります。必ず、所有者の変更をして頂きますようお願い申し上げます 。
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※振込手数料は落札者様負担となります。
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クロネコヤマトの元払いになります。
商品を厳重梱包する為、多少大きめの梱包になる場合がございますが
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1,700 円
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1,800 円
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2,000 円
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岡山 広島 山口 鳥取 島根
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2,100 円
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香川 徳島 愛媛 高知
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2,200 円
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北海道 福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島
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3,800 円
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沖縄
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パソコン、撮影機器、照明等により実物と色合いが多少異なって見える場合が ございます。
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