【発行国】 英国 / Great Britain

【額面】50 ペンス / 50 Pence

【発行年】 2022年

【造幣局】 英国王立造幣局 / The Royal Mint

【発行枚数】世界限定1枚

【材質】 白銅

【品位】 不明

【量目】8.00グラム

【直径】 27.30mm

【鑑定機関】 NGC社

【グレード】MS 66 DPL 最高鑑定

【鑑定番号】2168793-038

【その他】 元箱付  新しい スラブ

第二次世界大戦中、ナチス・ドイツの暗号機「エニグマ」を解読し、戦局に大きな影響を与えた天才数学者アラン・チューリングを称える試鋳貨。

本品は、2022年に発行予定だった50ペンス貨の「Trial Piece(試鋳貨)」であり、流通を前提としない試作モデルとして極めて少数しか存在しない希少品。

表面にはチューリングの名前「ALAN TURING」とともに、エニグマに由来する暗号風の文字列、そして機械的な図形が組み合わされた緻密なデザインが施されている。
裏面には、エリザベス2世の肖像と「50 PENCE 2022」の額面表記、英国貨幣に伝統的に刻まれる「DGREGFD」の銘文が配されている。

NGC社による鑑定では、「MS 66 DPL(Mint State 66・Deep Prooflike)」という極めて高い評価を獲得。
DPLは、通常の未使用硬貨とは異なり、鏡面のような光沢を持つ特別な仕上げで、コレクター垂涎のランク。

素材は白銅貨でありながら、深みのある光沢と精緻な彫刻が相まって、非常に高い芸術性を誇る一枚。
世界に1枚のみとされる、唯一無二の希少試鋳貨であり、歴史的意義と美術的価値を兼ね備えた珠玉の逸品。

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試鋳貨(しちゅうか)ってなに?

試鋳貨とは、本物のコインを発行する前に「お試し」で作られたコインのことです。
機械やデザインがちゃんと使えるか、サイズや材質が合っているかなどをチェックするために作られます。

* 正式発行前に、少ない枚数だけ作られます(中には1枚だけということも)。
* デザインは本物と同じこともあれば、最初の案で違うこともあります。
* 材質も本物と同じとは限らず、試しに別の金属で作る場合もあります。
* 通常はお金として使われることはなく、内部チェック用です。そのため、正式に発行されなかった可能性があります。
* とても数が少ないため、コレクターの間では希少で価値の高いコインとされています。
たとえば、日本の明治時代や昭和時代、またイギリスの造幣局でもこうした試しのコイン(Pattern Coin)が作られていました。

時代の進展に伴い、イギリス王立造幣局は試鋳貨を発行する際に公式認定書を添付するようになり、
試鋳貨の権威性とコレクション価値が一層高まりました。

米国の第三者鑑定機関、NGC社にて鑑定済みです。贋作の心配はありません。
https://www.ngccoin.com/certlookup/2168793-038/66/

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