■作家・作品詳細
児玉幸雄 (こだまゆきお)
1916~1992年
洋画家。
二紀会委員。
田村孝之介に師事。
略歴
1916年8月9日、大阪府大阪市生まれ。
1935年 関西学院大学の美術部弦月会に参加し田村孝之介に師事。
1936年全関西美術展に入選。
1937年第24回二科展に「赤い背景の人形」で初入選。
以降、二科展連年入選。
1939年関西学院大学卒業。のち入隊。
1940年 紀元2600年奉祝展に二科会から推薦、「戦線風景」を出品。
1947年大阪市展で市長賞受賞。
創立された二紀会に第1回展から参加、同年同会同人。
1950年第4回二紀展に「家族」「夏の庭」を出品して同人賞。
1952年第6回同展に「黒い上衣」「画室の親子」「働く家族」を出品、
同人優賞を受賞。同年同会委員。
1956年 東京に転居。
1957年渡欧。1年間パリの下町に滞在する
1959年日本橋三越、大阪阪急百貨店で渡欧作品展開催。
1965年 欧州、アメリカ、メキシコを巡遊。
1969年 渡欧。
1971年以降は1991年まで毎年渡欧。
1972年菊華賞受賞
1974年黒田賞受賞
1986年田村孝之助の死去にともない二紀会退会
その後は個展を中心に作品を発表。
1992年逝去
主な著書
石版画集『フランスの四季』『パリーの街角』(1981年)、
石版画集『素顔のパリー』(1983年)など。
日本美術年鑑平成5年版(311頁)掲載
美術年鑑2015年物故欄掲載 評価90万円/号
★作品タイトル「パリー風景」
製造:共同印刷㈱美術商品部製
欧州各地、特にフランスの広場、市場の情景を主に描き、
二紀会のほかに日動画廊、梅田画廊等での個展で制作を発表して
人気を博した。
初期には人形や着衣の婦人像を多く描いたが、渡欧後は異国の
人々の生活感と活力がみなぎる広場を主なモティーフとし、
堅牢なマチエールとさざめくような色面による画面構成で、
具象画界の実力派として認められていた。
■サイズ・コンディション、その他
サイズ
作品 53cm×45.5cm F10
額縁 71cm×63.5cm
コンディション
作品は概ね良好な状態です。
額縁は各所小傷スレ、汚れ有ります。
ご使用に支障有りませんがご了承願います。
尚、カバー無しのタイプの額縁です。
その他
作品面に作家版上サイン有り
カンヴァス裏側に製造元シール有り
見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。
尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。
☆☆真作と模写の表記☆☆
【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。
上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)
尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。
☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆
全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。
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