


「乾」銘が有ります。

花は釉裏紅の赤

なびく草は釉下彩の緑色

なびく草は釉下彩の緑色

ニュウ有ります。(表)

ニュウ有ります。(裏)

鉄シミが有ります。
◆商品説明 ご覧のような幕末明治の釉下彩隅切皿です。釉下彩とは明治期に新たに導入された磁器を焼き上げる前に色絵具で文様を描く色彩技法です。多彩な色調や優れた意匠で海外の需要も多く流行した。本品はそれより以前に江戸時代よりある赤絵具を用いた釉裏紅(辰砂)で花を、新たに使われ始めた緑の彩下彩で風に揺れる草を描きアクセントとし、ベロ藍でダミを用いて勢い良くイッキに草花文を描き切っています。裏文は花束文です。裏銘のもこの時代に流行した「乾」銘です。釉下彩の導入の資料的価値が高い作品です。
◆サイズ
径 23cm 高 4cm
◆状態
縁に一ヶ所ニュウが有ります。鉄シミが表裏に数ヶ所有りますが味とお考え下さい。
骨董品、中古品ですので経年による多少の擦れ、汚れはご容赦ください。画像にてご確認、ご納得の上で入札をお願いいたします。