桐箱付
特別保存刀装具 林重光 松樹繁牛透鍔/鐔
   
法量 説明


切羽台
中心孔縦
中心孔横
重量
7.87cm
7.44cm
0.49cm
2.06g
0.78cm
100.0g
変り形 鉄地 地透毛彫 丸耳

重光は又七の長男として1667年肥後に生まれる。同家の二代として父に次ぐ力量を認められる。細川家の藩工で優工である。1744年78歳で没した。林一派は同国飽田郡春日村に住したので春日派ともいわれ,平田,西垣,志水の3家とともに肥後金工の四大派を形成した。肥後熊本藩主、細川忠利に抱えられ,鐔工に転じて肥後鐔を完成した。林家はその主流をなし,とくに又七は肥後金工の祖といわれている。又七の作風は,鉄鍔の製作を得意とし、鉄の鍛が抜群によく 鉄錆のよさに加えて金象眼の巧みさと精巧な透しに特色がある。重要文化財の「破扇(はせん)桜象眼鐔」「桜九曜文透象眼鐔」をはじめ、遠見松透、投桐(なげぎり)透、御紋透などがある。林家の家系は、又七を初代にとし、二代藤平(重光)三代藤八重房 四代平蔵重次五代又平勝家(家久)六代又八 七代藤七と継承して幕末期まで繁昌した。 

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