出品物 |
ご覧いただきありがとうございます。今回出品する品物は、写真の太刀です。 銃砲刀剣類登録証番号 埼玉県 第73932号 種別 たち 長さ 78.0センチ 反り 3.6センチ 目くぎ穴 2個 元幅約3.1センチ 元重約0.8センチ 先幅約1.8センチ 刀身だけの重量約782グラム 在銘 行光 □□□年□月日 鎌倉期末期の相州伝の名工と言われる相州行光の太刀です。 銘は、古い太刀ですので朽ちこんで読みにくいので、裏の年月は□□で登録されていますが、 よく見ると元徳三年とあり、鎌倉末期の年号が入っています。 行光の年号がある刀身は、嘉元(1303年)から建武(1334年)まであり、こちらの 太刀は元徳三年ですので1331年の作です。 現在の定説によると相州正宗の父とされ、相模国の名工です。 約二尺六寸もある大太刀で、反りがなんと3.6センチもあります。反りの深さが素晴らしく、 体配見事な太刀です。さすが、鎌倉期の太刀姿です。 研ぎ済みですので刀身は綺麗で、錆やハギレはありませんが、幾千もの戦いの勝利された太刀 ですので、小さな刃こぼれはあります。これは激戦を潜り抜けた証ですので、資料的にも価値 があります。 行光は、相州伝に大和伝を掛け合わせた造りで、直刃が多くこの太刀の作風が特徴と言えます。 白鞘も古く、時代を感じます。 相州行光の太刀は数が少なく貴重で、しかも長寸刀の78センチもある刀身ですので、博物館 や資料館に所蔵されるような一品になります。 重要刀剣や特別重要刀剣候補だと思います 行光(藤三郎行光とも呼ばれる)は、鎌倉時代末期に相模国(現在の神奈川県)で活躍した名 工で、新藤五国光の門人であり、正宗や則重と共に相州伝を完成させた刀工です。 現存する在銘作は短刀に限り、小ぶりな姿と直刃調の刃文、地鉄は細かな板目肌に地沸が厚く 付くのが特徴です。織田信長の愛刀と伝わる「不動行光」が有名で、国宝にも指定された短刀 も存在します。 新藤五国光の門人で、正宗の父とされています。相州伝をさらに発展させ、完成へと導いた名 工です 名刀と言われる行光の代表作は 不動行光:織田信長が愛用したとされる有名な短刀です。信長が酒で酔った際に「不動行光九 十九髪、人には五郎左御座候」と詠んだ逸話で知られます。 国宝指定の短刀:加賀藩前田家に伝来し、国宝に指定されている短刀も行光の作です。 後は写真と画像を見て判断下さい質問はわかる範囲でお答えしますので、入札前にお願いします。 発送はゆうパックの着払いです。 ※注意事項※落札しましたら、登録のある教育委員会に名義変更届を出してください。 よろしくお願いします。 |