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初代・忠吉は、肥前新刀鍛冶で本名を「橋本新左衛門」。
龍造寺家の家臣である橋本道弘の子。
新刀最上作にして最上大業物刀匠です。
 
初代・忠吉は、元亀 3 年、肥前高木瀬村長瀬に生まれた。
橋本家は元々武士の一族とされる。
九州の( 大名・龍造寺 )氏に仕えていたが、父戦死の折は、忠吉まだ 13 歳であったがために、軍役叶わずとして知行断絶した。
この為、一家は刀匠に転身し、慶長元年に上京して、山城国の埋忠明寿の門に入り刀工としての技を磨いた。
慶長3年に帰国して佐賀城下町に居を構え「鍋島勝茂」から戦功ある家柄であったということであらためて取立てられ、代々藩工として栄えた名工で有る。
制作の時期により「五字忠銘」「秀岸銘」「忠吉銘」「住人銘」改銘後の「忠広銘」に分かれる。
秀岸というのは、僧侶らしく、この人の書く字を真似て切った癖のある切銘のことを言う。
肥前忠吉を愛刀としていた有名人物の代表的な人物は( 勝海舟 ) ( 岡田以蔵(土佐藩士))( 萬屋錦之介(俳優))( 佐田の山晋松(力士))等です。 
本作は、生ぶ茎在銘の「初代・忠吉銘」。
地は後の肥前刀伝統となる梨地板目肌。
沸強く、刃は後にこれまた肥前伝統となる直刃出来、足よく入り匂深く小沸よくつき匂い口明るく冴える。
帽子小丸に返る。
 
茎の錆色極めて宜しく、典型的な肥前茎に忠吉五字銘が切られ、鞘には本間薫山先生の鞘書きが有り、特別貴重刀剣認定書が付属致しております。
登録制度が始まった昭和26年3月の最初期文化財登録です。 
本刀は委託品でございますが、なるべく売り切らせて頂きますので、皆様のご入札をお待ち致しております。
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長さ・・・・2尺3寸1分 
 
元幅・・・・約 3.0 cm 
 
先幅・・・・約 1.9 cm 
 
元重・・・・約 6.7 m 
 
先重・・・・約 5.0 mm