いつか必ず死ぬのになぜ君は生きるのか 立花隆 定価990円 #立花隆 #本 #日本文学/評論・随筆 知の巨人が遺した、今を生きる人へ贈る 2021年、惜しくもこの世を去った知の巨人・立花隆。 彼が全生涯をかけて追ったテーマは、人はどこから来てどこへ行くのか? 人間とは何か、生死とは何か、人生とは何か? そしてよりよい人生のためには、どう生きればよいのか?どう考えればよいのか? 知の巨人の思索の旅と、読者へのメッセージを一冊に凝縮。 池上彰の解説とともに贈る「21世紀の君たちはどう生きるか」 立花隆の膨大な著作のなかから 厳選したテキストをダイジェストで収録。 第1章人間ってなんだろう? ・自分を知るために、人間とはなにかを知りたい ・人間は関係性のなかにある ・わたしとあなたの多様性 ・人間の関係性はどうして育まれたのか? ・人間が生き延びられたのは、おそろしい本性があったから!? ・人間の基本的欲求は知識欲 ・知識欲は人間だけのものなのか? ・人間と動物の考える力の差 第2章死ってなんだろう? ・死とはなにかは大事なテーマ ・死を知るには、学ばなくてはいけないことが多すぎる ・少なくとも人間は死を避けられない ・死はやっぱり怖い ・死はどうして怖いのか? ・だれも死のことを知らないから怖い ・死の恐怖に哲学は勝てるか? 第3章人はなぜ生きるのか? ・自殺はいけないことなのか? ・「この世は生きる価値がない」なんてない ・目の前を生きる以外にない ・ぼく自身の生きる理由 ・生きないという権利もある ・ただ問い続けるしかないのだ 第4章人はどう生きるのか? ・精神まで老けてはいけない ・悩み続き、失敗続きでもいいじゃないか ・とはいえ失敗を避けるためには? ・ぼくの人生は悩みにあふれていた ・ぼくの人生は旅の生涯でもあった ・移動が人間を進歩させる ・空海の旅 ・わからなくてもいい、がむしゃらであれ 第5章考える技術 ・基本的姿勢はソクラテスから変わらない ・ソクラテスが悩んだこと ・ソクラテスはどうしたか? ・対話には重要な「批判」がある ・科学の世界にも「批判」がある ・科学的思考とは、シンプルに考えること ・シンプルに考えるとはどういうことか? 第6章いまを生きる人たちへ ・現代を心して生きよう ・明けない夜はこれまでなかった ・現代は知的におもしろい