製作: ジョナサン・サンガー 監督・脚本: デヴィッド・リンチ 脚本: クリストファー・デヴォア/エリック・ヴァーグレン 撮影: フレディ・フランシス 編集: アン・V.コーツ 音楽: ジョン・モリス 出演: アンソニー・ホプキンス/ジョン・ハート/アン・バンクロフト/ジョン・ギールグッド/ウェンディ・ヒラー/フレディ・ジョーンズ/マイケル・エルフィック/ハンナ・ゴードン/ヘレン・ライアン/フォーヴ・ニコルス/リディア・リースル
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
19世紀末のロンドンの実話をもとにした作品。主人公のエレファント・マンは、世界一醜悪な男。その姿ゆえに見世物にされ続けてきたエレファント・マンは、外科医トリーブスに出会い、徐々に人間としてのアイデンティティーを確立していくが…。
異質なものを受け入れることができず、私利私欲に走る人々の無残な姿が、純真無垢なエレファント・マンと対照的に映り、その悲しみを増幅させる。「僕は、人間だ!」と叫び続ける彼の姿は、私たち見る者の心をつかんで放さない。監督デヴィッド・リンチと撮影F・フランシスのコンビによるカルト色の強い作風は、世界的な大ヒットを記録し、注目を集めることになった。アボリアッツ国際ファンタスティック映画祭グランプリ。