ピアレスギターは、1967年頃に販売が始まり、発売元の(有)ピアレス(PIRLES)楽器社から命名されたギターのようです。また、ピアレスは、綴りちがいの英単語、peerless(無比の)からとった名前のようです。 発売当時、ピアレスギターには、スチール(フォーク)ギターとガットギターがあり、ガットギターでは、 G320、G380、G450、G600、G800、G1000、G1200のシリーズがあり、製作はフォークギターでお馴染みの飯田楽器工房です。 出品のギターはピアレスガットギターの中上位の機種で、材料のトップはスプルース、サイドとバックはマホガニー、ネックはセドロ、指板はマホガニー、ブリッジはローズウッドのようです。古い時代の一般向けギターですが、飯田楽器工房のていねいな製作により、半世紀以上が過ぎた昭和の合板ギターらしからぬ、生き生きとして流麗な音色が響きます。 また、経過により、トップは打痕やキズがあり、サイドとバックには長い表面クラックが入っています。前のオーナーが自ら塗装修繕して、そのまま使っていました。試奏用の弦を張りましたのですぐに試奏していただけます。 ギター愛好家の皆さまには、昭和の一般向け国産ギターでは、唯一無二の比べるべきものが無い、無比のギター、ピアレスG800 どうぞよろしくお願いします。 全長:100.0センチ 弦長:64.8センチ 弦高:約3.2ミリ 12フレット1弦    約3.6ミリ 6弦 ナット幅:約5.2センチ ボディ厚:約9.9センチ プチプチで巻いて段ボール補強し梱包します。安全にお届けします。