他にも2000冊ほど出品中= 【 #そるてぃ書店 】 目次= #写真2枚目以降 毎度ありがとうございます。古本につき読書用とお考え下さい。 この他にも小説、思想書、人文書、エンタメ、SF、ミステリ、古雑誌など出品しております。 #二千二十四十 【内容紹介】 高校3年生の佐知子は、同級生の竹中に唇を許した。接吻のなかで、竹中は佐知子を強く抱きしめていた。そのうち佐知子は、下腹部に何かを感じた。それは強く佐知子の肌に押しつけられ、しなっていた。ふいに佐知子は、それが何かを知った。息がつまり、動悸はさらに早くなった。……少女から女へ目覚めていく過程を克明に描いた長編青春文学! 富島 健夫は、日本の小説家。当時日本領だった朝鮮の京城に生まれる。1945年敗戦とともに引揚げ、福岡県立豊津高等学校に学ぶ。1951年早稲田大学第一文学部仏文科入学。在学中に丹羽文雄の『文学者』同人となり、1952年同人誌第二次『街』を創刊、創作活動に入った。 『雪の記憶』『故郷の蝶』『七つの部屋』『恋と少年』などの純文学書下ろし長篇を発表後、1960年代からは青春小説、ジュニア小説に着手する。性の問題を回避して青春の文学は成立しないと主張し、それまでタブー視されていた10代の性の問題を正面から扱い、1969年『ジュニア文芸』に連載された『おさな妻』はテレビや雑誌等で賛否両論を呼んだ。 1973年『初夜の海』を発表以後、作品は官能的な傾向を強め、1980年代には川上宗薫、宇能鴻一郎とともに“官能小説御三家”とも称せられた。大河長編に『女人追憶』がある。 自伝的長編に『青春の野望』。エッセイ集も多数あり、1998年に66歳で没するまでに刊行された著書は800冊に及ぶ。『黒い河』『雪の記憶』『明日への握手』、関根恵子というスターを生んだ『おさな妻』、3本のにっかつロマンポルノと、1950年代から1980年代まで、それぞれの時代の代表作が安定して少なくとも12本映画化されている。 #昔の日本文学 #オレンジの本棚 #官能小説 #そるてぃ書店 #富島健夫