「テルマエと浮世風呂 : 古代ローマと大江戸日本の比較史」 本村 凌二 定価: ¥ 913 #本村凌二 #本村_凌二 #本 #歴史/一般 新しい歴史の愉しみ方が見えてくる至極のエッセイ 古代ローマと江戸日本を比較してみたら、思いもよらぬ共通項が見えてきた! 百万に及ぶ都市の人口、非一神教の風俗、二百年におよぶ平和の享受― 前近代社会では他に例のない環境のもと、両国にはどのような相似や相違が生まれたのか? 書名に掲げた「テルマエと浮世風呂」のほか、「ワインと日本酒」「図書館と貸本屋」「娼婦と遊女」「アッピア街道と東海道五十三次」など、10のトピック別に比較する新感覚の歴史エッセイ。 目次 1 大都市の見世物―コロッセオと千本桜 2 水の享楽―テルマエと浮世風呂 3 諧謔精神の爛熟―諷刺詩と川柳・狂歌 4 読み書きの愉しみ―図書館と貸本屋 5 平和が生んだ美酒―ワインと日本酒 6 美徳と武勇の教訓―「父祖の威風」と武士道 7 泰平の夜遊び―娼婦と遊女 8 権威に通じる道―アッピア街道と東海道五十三次 9 耐えられる腐臭―下水道と肥溜め 10 粋な生き様―哲人と俳人