経年変化による汚れスレあるが、全体として状態は良い
あくまでも古本として御購入ください
シリーズ:山川出版社(世界史リブレット 9)
著者:平田茂樹=著
刊行:1997年2月
仕様:A5変型判 ・ 88ページ
目次:
科挙と中国社会
1.科挙を理解するための視点
2.エリートへの登竜門
3.官僚昇進の仕組み
4.皇帝と官僚
5.科挙合格のもたらしたもの
6.科挙の虚構と真実
メッセージ・あとがき:
伝統中国社会において科挙とはいかなる存在であっただろうか。
公平かつ客観的な試験であり,だれにでも社会的成功をかちとることができる。そんなイメージが科挙にはつきまとっている。これは試験制度という視点からとらえた虚像にすぎない。
解説:
果たして“科挙”は公平な官史登用試験だったのか。エリート官僚たちの生活を探ることにより,伝統的中国の社会システムを描き出す。