1:■序章: 作曲の技法 2:■第1章: 対位法と作曲のオートマティズム 3:全音と半音によるサイバネティックス 4:第1節: 作曲技法としての対位法 5:第2節: バッハからヴェーベルンへ 主題法と形式の自己組織化 6:主題の選択と、形式の設定としての作曲法 7:バッハ 自己組織化の原理としての対位法書法 8:音例による自己組織化の試みについて 9:■第2章: ソナタ形式のラビリンス(迷路) 10:第1節: 作曲法のマニュアルとしてのソナタ形式 11:第2節: ベートーヴェン ピアノ・ソナタ ハ短調 12:作品10の1(1795‐98) 第1楽章 13:■第3章: 形式・分節・置換 14:第1節: ブラームス≪幻想曲集≫作品116の6<間奏曲> ホ長調 15:第2節: シェーンベルクの徒弟 16:ベルク ピアノ・ソナタ作品1にみる作曲法の学習 17:■第4章: 響き・形式 18:第1節: ≪トリスタン≫における「響き(Klang)」と「形式(Form)」 19:第2節: 音色・響きの構造化のユニット 20:ドビュッシー≪12の練習曲≫第10曲<対比的な響きのために> 21:■第5章: 開かれた形式 22:第1節: ドビュッシー≪海≫ (1905) 23:第2節: 素材・形式・異化 マーラー 交響曲第5番(1901‐02) 24:■第6章: 半音階のネットワーク 無調の技法 25:第1節: シェーンベルク≪3つのピアノ曲≫ 作品11 第1曲 26:第2節: ベルク≪ヴォツェック≫よりの6つの実例 27:■第7章: 平均律のゆらぎ 倍音和音と半音階的旋法 28:第1節: ラヴェル≪優雅にして感傷的なワルツ≫ 29:第2節: スクリャービン最晩年の語法 音響的形式に向かって 30:■用語集