9×9.5×3.5cmほど
鴻巣人形の「鯉乗り金時(きんとき)」です。
約400年の歴史を持つ人形の産地で、2011年には国の重要無形民俗文化財に指定されています。
素地は桐の大鋸屑に糊を混ぜて練り、木型で成形したものを膠ニカワと胡粉ゴフンで仕上げるそうです。日本画の材料と似ていますね。
普通の色の人形もいますが、この鮮やかな赤色のものは特に「鴻巣赤物」と呼ばれています。
疫病退散や魔除けを祈願して子どもに持たせて無事を祈っていたそうです。
張子よりも硬く、やや形がはっきりしていて、とても軽いです。
私が初めて手に入れた鴻巣人形は、大きな招き猫でした。とても軽いのでなんの素材だろうかとしばらくわからなくて…メルカリに出品したら教えてもらえて、そこから少しずつ調べたり蒐集しています^_^あの時コメントをくださった方、ありがとうございますー!