【商品詳細】 チベット製 素材:真鍮 サイズ:約74×22×20mm 独鈷(とっこ)は密教で用いる法具です。 金剛杵の中で峰が1本のものを独鈷(杵)といいます。 独鈷(とっこ)は「勇気」を表すといわれています。 日本が生んだ不世出の天才、弘法大師空海。 807年(大同2年)、空海は独鈷(とっこ)で奇跡を起こしました。 伊豆の修善寺を訪れた時に、桂川で病父を洗う少年を見た空海はその孝心に心打たれ、独鈷(とっこ)で川中の岩を打ちました。 すると、そこから温泉が噴き出したのです。 これが修善寺温泉・独鈷の湯です。 1200年たった今でも、熱い湯が湧き出ています。 【黒衣の宰相、天海の手に握られたもの】 江戸幕府の基礎を作り上げた傑僧「天海」。 類まれな学識と法力で知られた天海は、将軍顧問を務め、日光東照宮の造営から風水に基づく江戸の都市計画まで立案しました。 寛永20年(1643年)没、享年108。 異常なまでの長寿がその法力の凄さを物語っています。 その天海が握るもの、それこそが独鈷(とっこ)です。 法力で雨を降らせ、旱魃に苦しむ人々を救ったと伝えられる天海。 その傍らには独鈷があったのです。 #独鈷 #密教法具