ロック・ラモーラの優雅なたくらみ、スコット・リンチ 翻訳: 原島文世、初版本です。
出回りの少ないレアなお品となっております。
定価 2,300円 + 税
20年近く前のかなり古い本ですので、カバーに若干の擦れとカバーズレの小さな折れがございます。
また、下部に1ヶ所小さなシミがございました。
それ以外は目立った汚れや破れもなく比較的綺麗な状態だと思いますが、古本ですので神経質な方はご遠慮下さい。
【内容紹介】
運河が縦横に流れ、輝ける硝子の塔が街を見下ろす美しい水の都カモール。この都の秩序は、表の政治を司るニコヴァンテ公爵と、裏社会を統べるカパ・バルサヴィが結んだ秘密の不可侵協定によって保たれている。だが、ちかごろ秘密協定にそむいて貴族を狙う詐欺師集団が暗躍しているという噂があった。その詐欺師集団の正体こそ、天才ロック・ラモーラ率いる悪党紳士団であった。生まれながらにして巧みに人を欺き、変幻自在に姿をいつわり、嘘を真実に見せかけてしまう才能に長けたロックは、力自慢のジャン、一卵性双生児のカーロとガルド、ちびの少年バグら仲間とともに、貴族を相手に大規模なコン・ゲームを仕掛けては莫大な財産を手に入れていた。そんなとき、カパ・バルサヴィに仕える盗賊団の頭たちが、灰色王と名乗る男に次々と殺される事件が起きる。姿を見せずに殺戮を繰り返す灰色王の目的はなんなのか…そしてついに、その魔手がロックの身にも迫る!著者の華麗なるデビュー作。
ロックラモーラの優雅なたくらみ
スコット・リンチ
早川書房
初版