陸軍の十四年改正後の中期九○式喇叭よりの取り外し品で綿製。
軍用特有の87㎜と短めの房、細かい網目で鏡餅の如く丸っこい房上部、ボリューミーな房の内側には、
木部に欠けあれど日本管楽器納品の兵器属品の証である「日」及び「京」のゴム印あり。
房上部の金箔は残っており、木芯は白木のままで、後から再染色されたものではない。
軍用特有の紐の内側には白糸の芯は勿論入っておらず。端末のほつれ止め処理も残っており、
途中で詰めたり切れたりしていないオリジナルの長さ。房もほつれ、欠落一切なし
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