病院で死ぬということ
これは、すべて事実をもとに書かれた物語である。その年の1月12日未明、ひとりの男性が死んだ。
末期食道ガン。この患者の最期は悲惨なものであったが、病院での死としてはけして珍しいものではない。
末期ガン患者の多くは、多忙な一般病院の医療システムの中で見捨てられて死んでいくのが現状だからだ。
人は90%が病院で死ぬ。だが、今の病院は人間らしく死んでいくのにふさわしい場所ではないということを知ってもらいたい。
16年間で1万人の患者とかかわってきた外科医が、
医療者としての痛惜の思いをこめながら現在の日本の終末期医療の現状を変えたい、いや変えうるのだ…と訴える。
医師である著者は、末期ガンの患者たちの闘病と死に立ち合って思った。
一般の病院は、人が死んでゆくにふさわしい所だろうか。
医療者にまかせるのではなく、自分自身の意思と選択で決める自分の死を迎えるには、どうしたらいいか…。
これは患者と理解し合い、その人の魂に聴診器をあてた医師の厳粛な記録。
病院で死ぬということ 続 そして今、僕はホスピスに
人の九十パーセントが病院で死んでいる。
その末期医療のなんと粗末なことか――医師のこの痛切な反省が、日本にホスピスの理念をもたらした。
生と死の核心に迫る心の書。(永六輔)
表紙カバーには傷み、破れ等の使用感がありますが
それ以外は比較的きれいな状態です。
古本ですので神経質な方はご遠慮してください。
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