仕様:1984年製Squier by fender ST502に装着されていたEND ROXシンクロブリッジです。

ぱっと見はオーソドックスなシンクロナイズドトレモロシステムに見えますが、実はロック式です。

こちらのブリッジの正しい使用方法を多分ほとんど知られていないようで、きちんと使用されているものは非常に少ないです。

使い方はペグの方からボールエンドを切らずに通し、先端をサドル上部から通します。

そしたらブロック裏のスクリューに巻き付けてから、スクリューでロックします。

それで、余った弦をカットして終了です。

ということで、ENDでLockするからEND ROXなのでしょう。

と、偉そうに書いている自分も8か月前に初めて知りました。

たまにロック式ブリッジギターでもペグ側から弦を張ったものがありますが、あ、これはEND ROXで慣れてしまったとかなのかな?

とちょっと納得しました。

1988年辺りのマイナーチェンジで登場するSTM系に装着される後期のEND ROXはあまりよく知らないのですが、この前期型END ROXはブロックが音響上有利であるスチールブロックを採用しています。

オーソドックスなビンテージスタイルである6点止めに、汎用性の高い11.2mmピッチ。

ブロック部分とプレートはセパレート式。

サドルはニッケルメッキ、プレートはクロームメッキです。

ブロックの長さは39.6mm。

重量は368gと結構重いです。

コンディション:プレートに少々メッキのプツプツ感があるものの錆はなく、サドルもクリーニング済みなので綺麗になっています。

鉄製のブロックは錆びではないのです落ちない汚れがあります。

一度分解清掃をしており、各部の動作確認もしてある完動品になります。

付属品:スプリング、ビス。

送料:ゆうパケットプラスで410円、到着の早いレターパックで520円です。

FENDER JAPANのSQシリアル期のEND ROXシンクロブリッジです。

シンクロ=チューニングが狂いやすいという問題を解決するために開発されたブリッジです。