【詳細】
初版帯付 神林長平 魂の駆動体 波書房刊

1995年10月31日初版 波書房発行 帯付 新刊案内完備

人々が仮想空間へと移住しはじめた近未来、養老院に暮らす〈私〉は、生の実感をとりもどすため理想のクルマを設計する。いっぽう遥かな遠未来、翼人のキリアは、人類の遺跡から一枚の設計図を発見するが……機械と人間の関係を追究してきた著者が、クルマと自由な精神の解放を謳う現代の寓話。

神林長平
1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作『狐と踊れ』で作家デビュー。
SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック 戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞1995年、『言壺』で第16回日本SF大賞を受賞

【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは傷は御座いますが、概ね良好です。
※帯、カバー背表紙部に焼け、帯に破れが御座います。