内容紹介(「BOOK」データベースより):罪なき子
凄惨な通り魔殺人事件が起きた。多くの人で賑わう休日の美術館のなか、二人の男女が凶刃に斃れた。逮捕された男は死刑囚の息子で、死刑判決を望んでいる。男は、社会から苛酷な仕打ちを受けてきたと語り、その社会が責任をもって自分の命を奪うべきだと主張する。男の心の闇に興味をおぼえた水木弁護士が弁護を買ってでたのだが…。加害者家族に光を当てる社会派ミステリー。

内容紹介(「BOOK」データベースより):声なき叫び
自転車で蛇行運転をしていた青年が警察官に捕まり、取り押さえられているときに死亡した。警察官の暴行を目撃した複数の人間がいるにもかかわらず、警察は正当な職務だと主張する。水木弁護士は警察官を被告に法廷へ臨んだが、裁判は著しく公正を欠く展開となった。水木は最後の賭けに出る!

罪なき子 (双葉文庫 こ-02-32) 小杉健治/著