★岩井晟 油彩「丹後半島 中浜」★

商品詳細


■作家・作品詳細


岩井晟 (いわい あきら)
 1933年~
 洋画家
 創元会会員、

略歴
 1933年 京都府生まれ



★作品タイトル「丹後半島 中浜」

 力強い波しぶきと澄んだ海の青が印象的な、
 とても爽快感のある作品です。

 画面中央やや左寄りに白い波頭を配置し、
 そこから外側へ放射状に水しぶきが広がることで、
 絵の中に動きと躍動感が生まれています。
 手前の岩場を斜めに入れているため、
 水平線が単調にならず、視線がジグザグに
 奥へ進む構造ができています。

 ターコイズブルーから深い群青まで多彩な海の色が重ねられ、
 そこに純白の波が強いコントラストで映えて非常に爽やかです。
 岩肌は黄土色や赤茶色の暖色系でまとめられていて、
 冷たい海との色温度差が空気感を高めています。

 波部分はやや厚めの絵の具を短いタッチで重ね、
 泡立つ質感や水滴の飛沫を巧みに捉えています。
 それに対して岩は平筆の横方向ストロークや面取りにより
 硬質感を表現しており、質感の差が際立ちます。

 爽快さとほんの少しの厳しさを併せ持つ海の表情を、
 勢いのある筆致と明快な色使いで見事に捉えた
 素晴らしい作品です。


中浜(なかはま)
 京都府京丹後市丹後町の地名。
 日本海に面しており、宇川地域に含まれる。

 中浜地区は、
 室町時代の中ごろ文亀(1501年)の頃まで
 20、30戸のわびしい漁村でした。
 この村は耕地も少なく、永正(1504年)の頃、
 若狭日向村(ひるが)の漁夫がこの地に来て試漁して好結果を見て、
 15から16年後の大永の頃30余戸移住してから漸次戸数が増加し、
 今日の基礎がつくられた。
 当時は延縄業を主とし、その傍ら磯窺業も行われた。

 漁業専一を生計の中心と考え、慶長年間(1596~1615)に
 その隆盛を見て、竹野郡の沿岸では漁具、漁法ともに優れ
 近村部落随一といわれた。
 特に鱈・つのじ・鱶・鰈等豊魚であった。
 大正から昭和にかけて一本釣、烏賊・鯖の漁獲も多かったが、
 漁法の進歩により乱獲の結果、一時衰微の兆しが表われ、
 国費と府費により港湾の改修、漁法の改良、機械化の方向に進み
 昭和47年12月以降、昔の活気をみせている。
(丹後町史より)
 しかし、オイルショック(1973年)以降は、
 遊漁船が主となっています。


☆本作品は真作を保証致します☆
 万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。



■サイズ・コンディション、その他


 
サイズ

  作品 41cm×32cm F6
  額縁 53.5cm×44.5cm


 
コンディション

  作品は良好な状態です。
  額縁は少し小傷スレ有りますが比較的綺麗な状態です。


 
その他

  作品面に作家直筆サイン有り
  カンヴァス裏側に直筆サイン、タイトル有り
    

  
見出し掲載欄「商品の状態」は、作品の評価としますので、
  
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
  基本的に額縁は無価値とお考え願います。

  尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。



☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
 真作保証できる作品を真作と表記致します。
 作者自身、又は著作権者等で作成した
 リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
 真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
 模写と表記致します。


 上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
 (複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)


 尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
 その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
 存命作家の場合は作家本人より、
 物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

 全ての出品作品に於いてご相談致します。
 お気軽にお尋ね下さい。



支払詳細

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発送詳細

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その他、別の発送方法対応可、着払い局留め対応可、同梱発送対応可

プチプチで保護し段ボール梱包(配送注意:ガラスワレモノシール貼り発送)
致します。

その他





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