【弥生文化の成立】はカバーに日焼けが見られます。【古代住居のはなし】はカバーの裏側にしわがあります。ご理解頂ける方のご入札をお待ちいたしております。
【弥生文化の成立 大変革の主体は「縄紋人」だった(角川選書)金関恕+大阪府立弥生文化博物館編】定価1400円
日本文化の出発点を書き直す
水田稲作文化の伝播と定着について、最新の考古学は定説を基本的に書き直した。日本列島各地にもともと住んでいた人々が新しい文化に接し、自発的に受容していった実態を明らかにする。
弥生文化の成立がもたらした社会現象は、現代社会に直結している。縄紋から弥生への移行は、大量の移住者による急激な文化移植だという従来の説を基本的に書き換え、在地の人々の主体的な文化受容を重視しながら、新たな「弥生の始まり」を提示する。
第一章 弥生文化の成立
第二章 各地域での弥生時代の始まり
第三章 討論 弥生文化成立のプロセス
第四章 農耕社会の形成
【古代住居のはなし(吉川弘文館)石野博信著】定価2575円
古代の人びとはどのような家に住み、どのような生活をしていたのだろうか。全国各地の遺跡の発掘成果をもとに、住居の構造や村のしくみを解き明かす。さらに対外交流にも注目して、日本人の住まいと暮らしの原点をさぐる。
Ⅰ 古代の家と村
一 住居の構造とくらし
1、竪穴住居のくらし 2、住居をとりまく空間 3、柱の構造 4、屋根と床 5住居の変遷
二 住居と集落
1、イエ 2、ムラ
三 イエとムラのしくみ
1、火山で埋もれたムラ 2、墓地からさぐる家族 3、住まいの中の使い分け 4、男の空間と女の空間
Ⅱ 弥生・古墳時代の村と家地
一 弥生ムラの営み
1、家の中のくらし 2、容器の用い方 3、ムラの中で 4、戦の様相 5、生産と流通 6、まつりのあり方
二 弥生・古墳時代の家地の変遷
1、一世紀の家地 2、二、三世紀の家屋 3、四世紀の家地と居館 4、五、六世紀の家地と居館
Ⅲ 古代建築と対外交流
一 古代建築からみた渡来人の波
1、旧石器時代ー日本に現れはじめたやや固定的な住居ー 2、縄文前期ー壁のある竪穴住居ー 3、縄文時代にもあった高床建物 4、弥生前期ー渡来人が住んだ住居跡ー 5、弥生の楼蘭 6、家形埴輪の世界ーマスとツカと大壁ー 7、奈良時代ー正倉院建築のルーツー
二 正倉院建築の源流
1、正倉院以前の校倉建築 2、正倉院以降の校倉建築
三 環境と交流の住居史
1、冬の家と夏の家 2、海の家と山の家 3、町屋 4、世界にみる住まいの比較
何卒ノークレームノーリターンの程、よろしくお願い致します。