1970年にノルウェーの奇才・Terje Ekstrm / テリエ・エクストロムによりデザインされ、座るという行為や姿勢という定義を打ち崩す斬新なフォルムとデザインコンセプトで、デザイン史に不滅のリーディングケースとして君臨する名作ラウンジチェア。Hjellegjerde より。

デザイナーのテリエ・エクストロムの名を文字った【過激】を意味する "Ekstrem / エクストレム" の名がつけられた斬新なデザインのクリエイション。

シーティングデザインに「長時間同じ姿勢で座す」という暗黙の前提を見出し、自身、多動性の強かった幼少期に受けた家庭的な叱責を受けて、さまざまなアプローチで、座る度に楽しく、離れる度に自由な姿勢で座ることを欲求するコミカルさをデザインとして反映させたポストモダンの名作です。

ポール状の単一の厚みのフレームが構成する有機的なプロポーションは、優雅でチャーミング。

リリースから50年を経た今日においても、ファッショニスタやデザイナーからヴィンテージの個体が意欲的にインテリアクリエイションで採用されるアイキャッチでタイムレスな逸品です。

状態も非常に良好なコンディション、ヴィンテージ品の入荷につき、座面に些細なエイジング、座面裏に些細なカバーリングの破れ（非体裁面につき美観を損ねたり触れたりするポイントではなく）、まだまだ安心してお使いいただけるコンディションです。