







【詳細】
景山民夫 ボルネオ・ホテル 講談社刊
1991年5月10日3刷 講談社発行
小さな島に建つ古いホテルに泊まり合わせることになった九人の男女。吹き荒れる嵐が橋を奪い、通信の手段もない。館は完全に外界から閉ざされてしまった。――そして、最悪の夜が始まった。邪悪な霊が、プールを底無し沼に変え、家具を飛ばし、毒虫を操り、心と体を乗っ取ろうと襲って来るのだ。絶望の闇の中で死を待つのか、それとも――。これがホラー小説の原点だ。
景山民夫
1947~1998放送作家・小説家・エッセイスト。東京の生まれ。放送作家として多くの人気番組を手がけた。若者文化に精通し、タレントとしても活躍。「遠い海から来たCOO(クー)」で直木賞受賞。他に「虎口からの脱出」「転がる石のように」「ガラスの遊園地」など。
【状態】
経年劣化により焼け、シミ、頁角小折、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。