内容(「BOOK」データベースより)

太古の昔は神と人間をつなぐものとして、のちには行政文書・書物などを記録するために欠かせない手段として使われてきた漢字。「文字はそれが書かれた素材 と一体のものに捉えられなければならない」という観点から、本書では出土文物を手がかりに、漢字の成り立ちと、漢字をめぐる人々の歩みを追う。亀甲や牛骨 に刻まれた甲骨文字、天子のシンボル・鼎に残された銘文、銅剣を飾る華麗な鳥書、古の書物を今に伝える竹簡・木簡…。中国文明を支え発展させてきた原動力 ともいえる漢字の歴史に迫る、ユニークな漢字史への招待。


阿辻/哲次
1951年生まれ。京都大学文学部中国語学中国文学科卒業。同大学大学院博士後期課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。中国語学のうち、とくに漢字を中心とする文化史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



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ちくま学芸文庫

07年初刷
概ね良好です。旧定価900円


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