【詳細】
初版帯付 大原まり子 アルカイックステイツ カバー 生頼範義 早川書房刊

1997年2月28日初版 早川書房発行 帯付

28世紀、太陽系をめぐって三つの勢力が覇権を争っていた。太陽系を版図とする、ジェネラル・アグノーシア。宇宙航行種族の調停機関の下部組織である、権威評議会。そして前世紀末に太陽系に重なるようにして現われた、古代銀河帝国のリアルな蜃気楼である、アルカイック・ステイツ。三大勢力の微妙なパワーバランスは一人のテロリストによって一挙に崩壊する。稀代の幻視者大原まり子が描く、政治と愛と悪趣味と妄想。

大原まり子
日本の小説家、SF作家。大阪府出身。聖心女子大学文学部心理学科卒。夫はSF作家の岬兄悟。神林長平とともに「SF作家第三世代」を代表する作家。

【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、帯にシミは御座いますが、概ね良好です。