Mac Classic II 用 FPU カードです。 Classic IIではアップグレードカードがかなり少ないですが、FPUカードは唯一・・・となります。このカードには、FPU をオーバークロック出来る機能があります。注意点としてはFPU を徐々にオーバークロックすると、CPU のパフォーマンスが反比例して低下することがベンチスコアから見て取れます。したがって、最適なバランスを見つけるのが重要です。FPU は 40MHz までオーバークロックできることが確認されていますが、個人的な経験に基づくと、25MHz 前後にすると CPU のパフォーマンスはかろうじて保持できます。*画像6では40MHzのオシレーターが取り付けてありますが、CPUパフォーマンスが2%ほど悪くなり、あまりおすすめではありません。もともと68030世代の中ではさほど高速ではないMacですので。

FPU オーバークロック方法

1. 販売時にあらかじめはんだ付けされている J3 のはんだパッドのはんだを外します。約 80W 以上のはんだごてを使用すると、2 つのパッドが効果的に分離されます。これにより、J2 オーバークロック セレクター ジャンパー ピンが有効になります。*5番目の写真

2. J2 に 1x3 ジャンパー ピンを取り付けます。ジャンパー ピンを移動することで、カード上の CPU クロックまたは水晶発振器の使用を選択できます。*5番目の画像
裏面のシルクスクリーンに表示されているように、SYS はシステム クロック (CPU クロックと同じ)、OSC はカード上の水晶発振器です。

3. 水晶発振器を X1 の位置に取り付けます。推奨周波数範囲は約 33MHz です。5V 駆動の発振器を使用します。8 ピンと 14 ピンの両方のサイズを使用できます。ピン 1 のドットがありますので、方向を正しく合わせてください。物理的な干渉はないので、高さが増すのが気にならなければピン・ソケットを使用できます。*6番目の画像

オプション
落札時にお申し付けください。送料に合算してお伝えします。
ご注意:送料をお伝えした後で金額の変更ができませんので、必ず落札と同時にメッセージを下さい。

オプション#1(画像2):
このカードには、MC68882FN33A をオプションでお付け出来ます。Mac本体で実際に検査されたチップを、カードに取り付けられた状態で発送します。/+2500円
*在庫のない場合がありますのでご留意ください。

オプション#2(画像7):
オーバークロックキット、25MHzと33MHzのクリスタル・オシレーター、ジャンパーピンがセットになっています。/+1500円


発送方法

クリックポストまたは、ヤマト運輸コンパクト