1973年製のMorris W-28
トラスロッドカバーがネック側にある初期型です。

トップ:スプルース
サイド:ローズウッド
バック:ローズウッド
ネック:マホガニー若しくはナトー
指板:ローズウッド
ブリッジ:エボニーか(外観からの推測。楽器のグレード的には考えにくいですが)

トップは恐らく合板、サイドとバックは確実に合板です。
要するにオール合板ですが、凄まじく枯れ切った鳴りで、所謂「ビンテージ」「オールド」「旧いギター」「昔のギター」の音が即時入手可能です。

ストリート等での演奏で音量が必要な場面では物足りないかもしれませんが、綺羅びやかな倍音が出る鳴り方ではないので、レコーディングで枯れたアコースティックギターの音が欲しい場合には重宝しました。

これまでにしっかりと弾かれていた個体ですので、当然美品ではありません。
経年や使用に伴う擦れ傷等はあります。

逆に弾かれ続けていた個体である分、メンテナンスはきちんとなされていたようで、製造後50年を経過してもトップ板の膨らみやブリッジの剥がれはその兆候すら見受けられず、ネックも見事にストレートでとても弾きやすいです。
それらは当然製造時の木取りの技術水準もあると思われ、私の手持ちの他のギター同様、入手してからネックは全く動いていないように見受けられ、トラスロッドには触れておりません。


素晴らしい個体ではありますが、手持ちの楽器が増えてきて収納スペースに困り始めたのでこの度の出品に至りました。

自分が入手した時点で既にピックガードがハミングバードのものに貼り替えられ、ペグも交換されていました。

このギター入手した際に、このギターのために安全に保管できるよう別途用意したハードケースに入れて発送します。




勤務の関係で入金を確認した日の週末にしか発送できません。
場合によっては10日ほど帰宅しないこともありますので、その場合さらに発送が遅れます。
恐れ入りますが、納期に関しては充分に余裕を持った上でのご入札をよろしくお願いします。
また、返品、返金、クレームの類にも応じかねますので、ご入札いただいた場合には、その点をご了承済みと捉えますので、よろしくお願いします。