朱夏 上 (集英社文庫) 宮尾登美子/著


綾子、19歳。土佐の開拓団の子弟教育のため、夫の要の満州(現、中国東北部)行が決まると、大陸での生活を夢み、生後50日目の美耶を抱え、故郷を旅立った。広野での生活は不便さ半分、楽しさ半分であったが、戦局は悪化し、やがて日本の敗戦が知らされた……。宮尾文学の原点、自虐的長編小説。


ISBN-10 : 408749344X
1998年1刷。表紙にスレがあります。本文は書込みがありません。