金沢には、裁縫用のゆびぬきを残り糸を使って自分で作るという伝統がありました。
加賀友禅のお針子たちは、仕事の絹繕いの残り糸をため、その糸で正月休みにゆびぬきを作ったそうです。
また、母親が娘の裁縫の上達を願って、雛壇に飾ったりもしました。
絹糸でひと針ずつかがられた繊細な模様と、絹ならではの美しい光沢が特徴です。
お裁縫用のゆびぬきとしてはもちろん、アクセサリーとしてもお使いいただけます。