講談社から2005年2月22日第1刷発行のハードカバーです。
定価は税別1,900円です。
出版社 / 著者からの内容紹介
悪疫退散!!
四国は吉野川上流から流した小舟が出雲に辿り着くまでの1,000キロを、
江戸時代の思想経済庶民史みんなぶち込んで描く文学的冒険。
同じ約束ごとが願開舟にもあります。
誰かが、何かが、舟に込めた送り手の願いを届けてくれる筈です。
しかし、吉野川の上流から出雲国まで願開舟を流したという故事は、
九郎左衛門もいまだ聞いた例しがありません。
この本山村から吉野川河口まで三十余里(118km)。
さらに出雲国までの海道は、最短の瀬戸内海を通るとしても長州・馬関まで百数十余里。
関門海峡を響灘へ抜けて日本海をさらに六十余里。
延べて二百数十里(1,000km)のはるかな水の旅路です。<本文より>
古本です、多少の使用感はありますが、特に目立つ大きな難点はありません。
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