昭和一六年、日本が対米開戦を決意したのは、空母八隻、戦艦八隻、巡洋艦八隻を基幹とした八八八艦隊が完成したからである。八八八艦隊出撃のもと遂行された真珠湾奇襲攻撃、南東太平洋への進出、さらにミッドウェー攻略と戦線を拡大していった。日本軍は太平洋戦争の勝利を確実なものとするため、『は号』作戦を発令、八八八艦隊の総力を結集しハワイ強襲占領への進撃を開始した。『は号』攻略部隊は米守備隊との激しい戦闘の末、カウアイ島、ハワイ島の上陸に成功した。そして遂に大和を旗艦とする『は号』本隊が到着。渾身の海戦を挑む米艦隊に大和の巨砲が咆哮した。