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「私にも王子様がいるのだろうか。もしいるのなら、最初から二人で生まれてくればいいのに。そうしたら私はこんなにも悲しい思いをせずに済んだであろう。」

女の子的な、あまりに女の子的な。
一番読んでいただきたい作品です。16歳の女子高生の日記小説。切ない恋と家族の物語。一人の女の子の胸の内を書きました。制服を着た女の子の匂いがするような作品です。目指したのは小説としての日記ではなく「本当の日記」にすること。執筆に2年かかりました。代表作であり、力作であり、大作です。太宰治の「女生徒」のような雰囲気。ほっこり、優しく、初々しい。青春の風が吹きます。

性的・暴力的描写は一切ありませんが、高校生カップルが「大人になる」という出来事が出てきます。心配な親御様は文書「未成年の皆さんへ」をご一読ください。(下記掲載)


あらすじ
内気な千秋は恋の相談を親友にできず、日記をつけ始める。やがて意中の彼と仲良くなるが、彼は千秋の親友を好きだった。一方、家では母を亡くして兄が心を病み、立ち直れない日々が続く。友達や家族を思いやり、自分より他人を大切にする千秋。だが心の中の悲しみは隠せず、日記帳にだけ密かに胸の内を打ち明けていく。一人の女の子のリアルが詰まった失恋・青春小説。完成まで二年半かけた尋常でない力作。

読者さんによる感想
慶應大学名誉教授、倉沢愛子先生より
「お世辞でなくすごく面白かったです。千秋ちゃんの心の動きがとてもよく描写されていると思いました。微妙な心理の描き方は絶妙です」

その他の読者さんより
「乙女の日記を覗き見するような背徳感があり、さらにあまりの眩しさに目が眩みそうでした。」

「本当に日記を読んでいる気持ちになって同級生感覚になるくらい入り込めました。面白い。この一冊で青春を味わいました」

「10代に戻りたくなった。あったかい気持ちになった」

「色々な思い出が蘇ってきた。人のご縁に不思議だな、いいな、美しいなと思った」

「優しくほっこりな気分になれました。文体も読みやすく、すらすら読めました」

「大変な作品。一人の人生をここまで書けるってすごいです」

「時々パラパラとこの本を開いています」

「フツウの女の子が主人公なので余計な感情に引っ張られない。日記体を崩さずに、それでも読んでいてどんどん引き込まれるのがすごい。日常のことが主だから読みやすい、入ってきやすい。千秋ちゃん、いろんなことがあったね! 面白かった!」

「とても素敵なお話でした。4/15の日常の幸せを感じるところが好きです。どうか、その後の千秋が幸せであるようにと願います」

「中身がぎゅっと詰まっている」

「女子高生のキラキラさというか、猪突猛進! て感じがすごくリアルでよかったです!」

「わかるー! (女子高生による感想)」

「瑞々しい」

「文章を読んでいて滞るところがない」

「エモーショナルながらも素直なストーリー&キャラクターと、シンプルな文体で読みやすく、普遍的にたくさんの人に受け入れられそうな作品。恋愛中心だけど、その周辺のお兄ちゃんのエピソードや、戦争の話なんかも端折らず大事に書かれているのがリアルな10代の頃っぽい」

「心がギュンと掴まれる、女子高生の青春と家族。読後もずっと胸が痛いです.....。一気に引き込まれる素敵な作品でした。」

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本作品にはラブシーンを含む性的及び暴力的描写は一切ありませんが、高校生カップルが「大人になる」という出来事が出てきます。未成年者が影響を受けやすい時期であることと、親御様の心配も考え、未成年の読者へ向けてメッセージ「未成年の皆さんへ」を認めました。本作品には「まえがき」として掲載しております。16歳を中心に描いた本作品は、主人公と同世代の人たちにも楽しんでもらいたいと思っております。保護者の皆様はお子さんに関しては心配の尽きないことと存じますが、そもそもきれいな、本物の愛を一人の女子高生の憧憬の対象として描いた本作品を、広く受け入れて頂ければ幸いです。

未成年の皆さんへ

 皆さん、こんにちは。「千秋の日記」を書いた小紫蘭です。
 皆さんは恋をしたことがありますか。若い皆さんでも、片想い、失恋、もしくは両想いを経験したことがある人も多くいることでしょう。
 愛というものは、美しいものですね。この小説の主人公、千秋ちゃんは、親友の美しい恋愛を見て、本物の愛に憧れます。憧れの対象となった親友の真紀ちゃんは、彼氏の努君と愛を深めて、やがて大人になります。
 この「大人になる」は、性交渉を持ったことを意味しています。千秋ちゃんはそんな愛の深まった二人に胸をときめかせます。そして千秋ちゃんが密かに想いを寄せる彼、広瀬君も、千秋ちゃんのもう一人の親友ありさちゃんと恋仲になり、大人になっていきます。
 千秋ちゃんたちは十六歳です。高校生くらいになると、大人になることに憧れたり、実際に大人の仲間入りをしていくカップルも少なくないのではないでしょうか。この「千秋の日記」に描かれているのは、二十一世紀初頭を生きている等身大の高校生たちだと思います。
 しかし、皆さんのような未成年者には、改めて一言呈しておかなければならないと思います。それは、「大人になる」行為は「子供が出来る」それであるということです。命を授かるとは、大変なことです。子供を産み育てる準備が出来ていない人たちは、よく考えて、注意しないといけないことなのです。
 本や漫画、映画等で同世代の恋愛を見ると、早まる気持ちが出てくることもあると思います。しかし、「千秋の日記」を読む皆さんには、ただ強い憧れだけで、先走った気持ちだけで、興味本位だけで、何かに触発された勢いだけで、或いは変な競争心だけで、無闇に大人になることを急がないで欲しいです。
 私は皆さんに幸せになってもらいたいです。愛と気持ちを大切にして、素敵な恋愛をしてくださいね。

                                      二〇二五年一月五日  小紫蘭
* * * 

第五版 B6/本文142頁

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著者紹介
1987年4月12日生まれ。
純文学。小説と詩を書く。
純粋な芸術を追求し、執筆活動を行う。
「芸術のための芸術、文学のための文学」を標語に掲げる。
2018年より文学フリマで自著を販売。2021年には文学フリマ全都市行脚を決行。
代表作は「千秋の日記」。作品はイベント及び通販にて販売。
早稲田大学国際教養学部卒。
ブックショート優秀作品/文芸思潮現代詩賞3次通過。
HP小説ブログ「メルヘンの園」 https://ameblo.jp/komachi-ran/message-board.html

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