



■3.5MHz~3.8M帯拡張バンド対応、1/2波長 短縮コイル入りツェップアンテナ。
フルサイズが無理な方へお勧め、全長約17.5mです、これ以上短縮すると帯域幅が狭くなり過ぎ、この位いが限界です。
短縮コイル外してエレメント約42mにすればフルサイズにも出来ます。
このアンテナは電圧給電です、給電部に高電圧掛かりるので耐入力(SSB200W/CW100W)以下です。
CW200WはHIパワー仕様を推奨します、価格は3000円UPになります。落札後連絡ください。
設置方法は水平/傾斜/折り曲と自由度があり調整も一か所でOKです。
マッチングBOXは全天候型、防水/強度も充分な作りです。
仮調整テスト済ですが、現場にて希望周波数に再調整が必要です。
※エレメントは2.0sq撚り線、色は「青」になりますのでご承知おき下さい。
【設置と調整に付いて】
このアンテナは1/2λワイヤーアンテナです。電圧腹給電で働くためインピーダンスが非常に高く同軸ケーブルでは直接給電できません。その為に、高圧に耐えるコイルとコンデンサー(LC回路)で構成された整合器(給電部)しています。
給電部はそれぞれのバンド専用につき他のバンドには整合しません。ダイポールアンテナに比べ、設置が容易なことが特徴です、ダイポールアンテナでは開く角度でインピーダンスが変化します、調整も両端で調整しますがこのアンテナは先端の折り返し1ヶ所の調整で済みます。
【設置】
- アンテナは出来るだけ地上高く設置して下さい。
- 展張にはクレモナロープがお勧めです、長年の使用に耐えます。
- 地面やタワー、立木、建物等の影響物から少なくとも1/8λ以上離さないとアンテナの同調点が掴めません。
- 水平、垂直、斜め、くの字(直角まで)に曲げて使用できます。
- アンテナを垂直にすると無指向性、水平にした場合、指向特性はアンテナ線に、ほぼ直角の方向に得られます。電波の輻射は電流腹となるエレメント線中央部が一番強くなります。
【調整】
- 出荷時ほぼ調整していますが、設置環境で同調点や周波数が変わりますので、再調整が必要です。
- 送信出力は許容範囲内に抑えてください、規定以上のパワーを入力すると給電部が壊れる恐れがあります。
- エレメントを折り返して全長を短くすると、同調点は高い方に移動します、低くする場合はその逆です。
- 折返しはエレメントに束ねてください、調整が終わりましたら緩まないようにきつく締つけてください。
- 給電部回路はLC並列回路です、Mコネの外側導体と芯線(アンテナ線)は直流的に導通しています。
※送信出力の規格数値は破壊値です、許容値ギリギリの運用は、給電部を焼損し易くなります、アーク放電により焼損した給電部は修理困難です。特にCWやFT8の運用は送信出力を抑えた運用をお願い致します。特にSWRをチェックするためCWまたFMモードに切り替えるときはオーバーパワーにならないよう、気を付けてください。
過去コイルの焼損はほとんどありません、ほぼセラミックコンデンサーの焼損です。
※焼損した場合の修理は可能です、修理代3000円プラス往復の送料となります。