御存じ!ラッシュのモダン・へヴィネス接近の意欲的傑作「カウンターパーツ」 リマスター紙ジャケットSHM-CD仕様限定盤 未開封新品でございます。



リマスターでございますが最新リマスターの模様。非常に良心的な音質となっております。


紙ジャケットは日本の御家芸と言えるもの。オリジナル・リリース当時ではアナログ盤は非常に限られた数量生産で非常に貴重なもの。



何をか言わんや、でございます............................



 
 
内容は言わずもがな。



ラインナップは不動の名手トリオ。

Geddy Lee(Vo、B、Key)、Alex Lifeson(G)、故Neil Peart(Ds、Per)となります。


尚ゲストに、John Webster(Key)、何と!Michael Kamen(オーケストラ・アレンジ及び指揮。一曲のみ)の参加がございます。



プロデュースはPeter Collins(NWOBHM出身のプロデューサーで”Tygers of Pang Tang”等手掛ける。故Gary Mooreの紹介でRushと邂逅、

大傑作「Power Windows」「Hold Your Fire」を制作)とバンド自身。


尚、エンジニアはKevin Shirley(のちに)プロデューサー独立し、Iron Maiden、Dream Theater、Journey、Black Country Communion等手掛ける)となります。


1993年4~6月カナダ・ケベック州”Le Studio”、オンタリオ州トロント”McClear Pathe”(以前の”McClear Place”)での制作となります。





八十年代的で過剰なディジタルな音楽性に疲弊し、名プロデューサーRupert Hineとの邂逅でギター・トリオとしての基礎や音楽性を取り戻した感のあるラッシュ。


そのRupert Hineとの邂逅で得た実績を基に再びHM/HR系出身のプロデューサーPeter Collinsと組み、

当時の時代性であるモダン・へヴィネスに取り組んだ感のある作品でございます。




常に時代性を取り入れたがるバンドではございますが、ラッシュの一番ヘヴィ―な作品とも言われ、賛否両論に分かれた感がございます。


当時のグランジ/オルタナブームを横目で見ながら、自らのスタイルに取り入れて音楽的な化学反応を楽しんだという感がございます。



ヘヴィではございますが、ミニマム・ミュージック的なリフが特徴。


当時かの”Nuovo Metal期”King Crimson率いる「ポピュラー音楽界で興味深い活動を行う現代音楽家」Robert Frippが、

単純・安易とも当時揶揄された現代メタル/ヘヴィネスを「アート・ミュージック解釈」した新音楽”Nuovo Metal”を提言。



かのJohansson兄弟(ex- Yngwie J.Malmsteen's Rising Force等)と組む奇才名手Jonas Hellborg(ex-John Mclaughlin & Mahavishnu)、

かの”Winger”そしてかの名手Eddie Jobson(ex-Curved Air、Roxy Music、U.K.、Jethro Tull他)結成の”UKz”が呼応した感がございますが、

このRushもそれに呼応した感がございます。

(嘗ての大傑作「Power Windows」も”Discipline”King Crimsonの音楽性に触発された感が.......................)



また名手Geddy Leeは音質が攻撃的とも言われる名機フェンダー・プレジョン・ベースを起用がミソ。


そもそもLed Zeppelin系のHRバンドで登場したこのRush。


現代ヘヴィネス解釈とは言え、ある種の原点回帰を図った感が有り、音造りもHR的な有機的なものを狙ったもの。


再び組んだプロデューサーPeter Collinsも嘗ては八十年代的なディジタル音響に長けた事で知られますが、

そもそもNWOBHM出身で故Gary MooreのみならずHM関連の作品を手掛けるという人物。



非常に興味深いものがございます......................




 
後々に繋がる音楽性の基礎となった感がある作品でございます。




当時は賛否両論ではございましたが、現在では名盤として高い評価を受けるもの(何せ質は高く、セールス的成功も収めましたし.....)。

代表作の一つとして知られる作品でございます...............................


(そもそも代表作・名作・傑作だらけで知られるRushではございますが....................................)

 



また「Between Sun & Moon」の歌詞は、唯一の来日時の名古屋のセントラルパークでの故Neil Peartの散策が基となっております。

(だからと言ってご当地ソングという訳ではございませんが......................................)


 


この機会に是非。
 
 
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