宮永岳彦 美術年鑑 2015年掲載 評価額 1号につき 100万円 | ||||||||||||||
1919-1987 鹿鳴館シリーズなどの華麗な女性像で知られる洋画家・二紀会理事長、静岡県生まれ、正宗得三郎に師事、豪華、華麗な西欧の王朝風の美人画で知られ、昭和49年日伯文化協会の要請により「皇太子殿下、同妃殿下肖像」を描き、同年ブラジル国公認サンフランシスコ最高勲章グラン・クハース章受章、また同52年第31回二紀展出品作「碧」で53年東郷青児美術館大賞を受賞し、53年第32回同展出品作「鵬」で53年度日本芸術院賞を受ける、30年代にはポスターや新聞・雑誌の挿絵でも活躍、広く大衆的人気を博した | ||||||||||||||
宮永岳彦(1919-1987)は、昭和時代を代表する日本の洋画家であり、二紀会理事長を務めた人物です。静岡県出身で、正宗得三郎に師事し、西欧の王朝風の美人画を得意としました。彼の作品は、豪華で華麗な女性像を特徴とし、洗練された技法と鮮やかな色彩で観る者を魅了します。特に「鹿鳴館シリーズ」は、日本の洋画史において重要な位置を占めています。 彼は昭和49年(1974年)に日伯文化協会の要請で皇太子殿下とその妃殿下の肖像を描いたことでも知られており、その年にはブラジル国からグラン・クハース章を受章しています。また、昭和52年(1977年)には作品「碧」で東郷青児美術館大賞を、翌年「鵬」で日本芸術院賞を受賞するなど、彼の芸術的成就は多岐にわたります。 宮永岳彦「希」日動画廊取扱・油彩6号 高級オリジナル額装 共シール 本作品は、昭和時代の日本を代表する洋画家、宮永岳彦による作品です。彼は1919年に静岡県に生まれ、西欧王朝風の豪華で華麗な女性像を描くことで知られており、本作でもその特徴が顕著に表れています。 美術史における彼の地位と同様に、この絵もまた、時を経ても色褪せることのない美の象徴として評価されています。全盛期の画伯の美人画の名画です。 |