佐藤 茂樹 明石書店
親族と寝食を共にする徒弟を含んだ大家族の時代から父母を中心にした職住分離の小家族時代へ。18~19世紀にドイツ社会が大きく変化するなかで子どもたちに提供される読み物も独自の世界を作り出した。子どもの本は、啓蒙の時代を経てどう変わっていったのか。