自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので表紙など経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。


これであなたも大金持ち!21世紀を奇蹟に変える時代の寵児・中原昌也と14人がはじめてあかす成功秘話。


目次

絶望の淵からの挑戦状!!!!!!!!!!!!!!!!!(宇川直宏)

渚宇宙に挿入せよ!!(宇川直宏)

90’R&Bに乾杯(松尾潔)

ジョン・ウォーターズを愛して(柳下毅一郎)

“甘茶ソウル”とはこれ如何に?(テリー・ジョンスン(湯村輝彦))

ジョセフ・ロージーにいま注目する理由(中田秀夫)

ヒップホップの異脳者異常(宙ピコピコ)

ファスビンダー万歳!(明石政紀)

絶対的に反体制です(浅井隆)

旅と猟奇と読書と恋愛(小山田圭吾)

気分で亡命(ニップス)

読む価値なしといわれたい(清水アリカ)

金持ちなんて大嫌い(三田格×水越真紀)

不条理より不理屈が好き(三田格×水越真紀)

ラヴァー・カムバック・トゥー・ミー(松田政男)



レビューより

このタイトルが皮肉の産物であることがわかるだろう。対談のホストが中原昌也である以上、一筋縄でゆくはずはない。「暴力温泉芸者」の名でポップ・ミュージック界に文字通り殴り込みをかけてはノイズの嵐を巻き起こし、その後は文壇の異端児として暴れ回っている中原昌也。対するは、宇多田ヒカルからCHEMISTRYまでのブレーンを務める、名実ともに日本R&B界の最重要人物である松尾潔、フリッパーズ・ギター経由コーネリアスこと小山田圭吾、スイート・ソウルならぬ「甘茶ソウル」の伝道師、テリー・ジョンソン(湯村輝彦)など、これ以上ないくらい濃いメンツである。


テーマにしても、カルト映画の超奇才ジョン・ウォーターズから大島渚、死体写真集もあれば文学論まで飛び出し、果ては勝手に80年代の総括までと縦横無尽。だが、その底には「馬鹿なやつにはモンド系と思わせときゃいい」し、「読む価値なしといわれたい」という姿勢が横たわっている。


21世紀を奇蹟に変える時代の寵児・中原昌也が、宇川直宏、松尾潔、柳下毅一郎、湯村輝彦、中田秀夫、宙ピコピコ、小山田圭吾、ニップス、清水アリカ、松田政男らあらゆるジャンルの14名と語り尽くした対談集。