【慈鎮(慈円)】
平安時代末期から鎌倉時代初期の天台宗の僧、歌人。関白藤原忠通の子。九条兼実の弟。天台座主を4度務めた。歴史書『愚管抄』を記したことで知られる。
諡号は、慈鎮和尚。

【円山切(丸山切)】
筆者を天台宗の名僧・慈円〈じえん・1155-1225〉と伝える、『新古今和歌集』(巻第十六・雑歌上)の断簡。切名の由来は未詳。もとは冊子本で、料紙は楮紙を用いる。慈円には真筆として、書状(個人蔵)、願文(東京国立博物館蔵) 、和歌懐紙(奈良国立博物館・五島美術館蔵)などが現存する。書風から、13世紀前半の書写と考えられる。元久2年〈1205〉に成立した『新古今和歌集』の写本としては、きわめて古い貴重な遺墨である。


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