状態…昭和31年6月第5刷。

  保管状態が悪く、決してきれいな本ではありません。60年以上前の本であることを差し引いても、背破損・ヤケ・シミ・折れがあります。

  通常読む分には差し支えありませんが、取り扱いには注意が必要な状態です。

紹介…今回出品の講談社版ハードカバーはロングセラー「徳川家康（6）燃える土の巻」の初めての単行本です。

  残念ながら初版ではありません。また本の状態もいいとは言えません。

  しかし現在まで何度も形を変え版を重ねてきた「家康」の、一番初めに出たかたちであることにちょっと嬉しさを感じます。

  背の裂傷、何とかしたいのですが、素人が下手に修復作業などしたら大変なことになります…。

  昭和25年から連載を開始した「家康」、1~5巻が28年にまとめて出て、6巻は29年11月に出版されました。

  昭和29年11月に何があったか調べてみると、丁度第1作の「ゴジラ」が公開されています。もし初版だったら、ゴジラと同い年になるわけで、返す返すも残念です。