アンテナボデイアースはマイナス電源を取ったり、感電防止のアースとは違います。
自動車のアンテナは自動車のボディをアンテナの一部として使うため、アンテナと車体をしっかりと導通させてやることはもちろん、設置したアンテナが必要とするアース容量も確保してやることが大切です。
車のボディーのアンテナ基台のネジの当たる部分の塗装を剥がして取り付けるのがベストです。 そのままだと塗装を剥がしたところが錆びるので、気になる場合は通電グリスを塗って錆を防止してもいいでしょう、
しかし普通はそこまでやらなくてもネジをしっかり締めるだけで大丈夫かと思います。
基台とボディーの間に静電容量が発生しますので、直流的に導通していなくても高周波的には導通している状態になります。 アース不足のようならアンテナベースを外してボディーに端子がにしっかり接触するようにネジを締めてみてください。 それでもだめなら端子の当たるとことの塗装を剥がしてみてください。
ただ、安直にヘリカルアンテナにしたとかでは受信感度は上がりません。正しいアンテナボディアースが出来ているということの前提に成り立っています。極端な話、アンテナ棒が無くても ボディアースがしっかりとれていれば、ちゃんと受信できます。
ご購入後は、いきなりアンテナを交換せずに、本品のテストを必ず行ってください。お車のアンテナジャックを外しマイクロアンテナのジャックを繋ぎ、受信感度を確認、感度が弱い場合はアンテナアースの丸端子を取り外す前の純正アンテナベースのネジの頭に接触させてください。 受信感度が飛躍的に上がるはずです。