内容紹介(「BOOK」データベースより):1
歴史ある陰陽師一族の娘として、特殊な“巫女”の力を持って生まれた滝沢瑠璃。だが両親の事故死により家を乗っ取られ、いまや使用人のようにこき使われる毎日だ。ある日、帝都一の呪術医だという青年、土志田泉が滝沢家にやってくる。家に伝わる道具や術具を鑑定する泉だが、瑠璃はその様子がどこかおかしいと気づく。古道具の付喪神が瑠璃の目にははっきり視えるのに、泉にはどうも視えていないようなのだ。呪術医なのにあやかしが視えないなんておかしい…。瑠璃は泉の秘密を守る代わりに、押し掛け使用人として同居生活をすることになって!?
内容紹介(「BOOK」データベースより):2.零れ桜が繋ぐ縁
家を乗っ取られた没落華族令嬢の滝沢瑠璃は、呪術医である土志田泉の秘密を守ることを条件に、彼の屋敷で押し掛け使用人として働くことに。瑠璃を守る式神・勾仁と泉の相性は最悪で、いつも口喧嘩をしてばかりだが、その勾仁によって、泉は視えなかった“目”を取り戻すことができた。屋敷での賑やかな生活に幸せを感じていた瑠璃だったが、ある晩、隠している“巫女”の力によって未来を予知する夢を見る。夢で見た大火事を防ごうと、瑠璃は記憶にある場所に向かうが…。帝都一の呪術医と没落華族令嬢があやかしと対峙!?明治陰陽ファンタジー第二弾。
帝都の隠し巫女 〔2〕 (小学館文庫 Cひ4-2 キャラブン!) 柊一葉/著
発売日:2024/03/06