映画『ノッティングヒルの恋人』主題歌「She」や、バート・バカラックとのコラボレーションアルバム『ペインテッド・フロム・メモリー』と、バラード作品のリリースが続いたエルヴィス・コステロが、本領発揮のロックアルバムをリリース。軽快なギターロックのリードトラック<3>、せつせつと歌い上げる<10>、軽やかなサウンドと力強い歌声がマッチした<13>のほか、日本盤ボーナストラックとして、フジテレビ系ドラマ『空から降る一億の星』主題歌<17>(チャーリー・チャップリンのカヴァー)を特別収録。

ホエン・アイ・ワズ・クルーエル(When I Was Cruel)は、2002年発表のエルヴィス・コステロのアルバム。全米20位を記録した。

バックバンドにザ・インポスターズを従えて作られたロックアルバム。ザ・インポスターズのメンバーはキーボードがスティーヴ・ナイーヴ、ドラムがピート・トーマス、ベースがディヴィ・ファラガーとなっており、ザ・アトラクションズのメンバーから、ベースのブルース・トーマスを交代したラインナップとなっている。アルバムの名義は「エルヴィス・コステロ・アンド・ザ・インポスターズ」ではなく、「エルヴィス・コステロ」だけとなっている。「エルヴィス・コステロ・アンド・ザ・インポスターズ」名義となるのは次々作「ザ・デリヴァリー・マン」から。
プロデュースはインポスター名義。インポスターとして、エルヴィス・コステロ、Ciaran Cahill、Leo Pearson、Kieran Lynchの4名がクレジットされている。
このアルバムからは、「Tear Off Your Own Head (It's A Doll Revolution)」と「45」がシングルカットされた。また、日本限定で、本アルバムのボーナストラックに収録された「Smile」もシングルとしてリリースされた。「Smile」はフジテレビのドラマ「空から降る一億の星」の主題歌に使用されたチャーリー・チャップリンの曲。
「When I Was Cruel No. 2」ではイタリアのポップシンガー、ミーナの声をサンプリングして使用している。
試聴のみ。大変綺麗な状態です。
歌詞、対訳、解説付き。
サンプル。