●内容:

「-これは考えれば考えるほど、容易ならぬ事件だぞ」
と、帆村探偵は心の中で非常に大きい駭(おどろ)きを持った。-密室に
煙のように出入りすることの出来る背丈八尺の怪物!
『蠅男』を勘定から出すと、イヤどうも何といってよいか分らぬ恐ろしい妖
怪変化となる。…帆村は、彼のみがしる恐ろしさに唯呆然としていた。

<目次>
蠅男
振動魔
十八時の音楽浴
赤外線男

●著者:海野十三 カバーデザイン:土方弘克

● 発行:廣済堂

●昭和48年(1973年)初版発行

●サイ ズ:縦17×横10×厚さ1.6センチ

● 状態:パラフィン紙付き、全体に日焼け

● 重 量:206g

● 送料:無料(ネコポス)

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