







【詳細】
初版帯付 稲見一良 猟犬探偵 新潮社刊
1994年5月20日初版 新潮社発行 帯付
竜門猟犬探偵舎に奇妙な話が舞いこんだ。動物プロダクションから傷ついた一頭のトナカイとともに一人の少年が失踪、その行方を追ってほしいというものだった。竜門卓(たく)は相棒の猟犬ジョーを連れ、その臭跡を辿りながら有馬の山中へと分け入るが……(「トカチン、カラチン」)。心優しきアウトローたち。自らの信念に従い行動する男の美学。感動の連作短編集!
稲見一良
日本の小説家、放送作家。大阪府大阪市出身。 記録映画のマネージメントを務める傍ら、1968年文芸誌の新人賞に入選、しかし多忙のため作家活動に専念しなかった。1985年肝臓癌の手術を受けるが全摘ができないと分かると、生きた証として小説家活動に打ち込むと周囲に宣言し、1989年『ダブルオー・バック』にて本格的に小説家デビュー
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレは御座いますが、全体的には概ね良好です。
※帯に破れが御座います。