■パリで人気のワイン
シャトー・ルイはパリで最も有名なビストロ「ラミ・ルイ」のオーナーが2017年まで所有。天才醸造家ステファン・ドゥルノンクールがコンサルタントを務めています。サン・テミリオンの丘陵地、日当たりの良い場所に位置し、メルロー80%、カベルネ20%が栽培されています。生産量わずか10000本で日本での流通は非常に少ないですが、ラミ・ルイがオーナーだったこともあり、パリではたいへん人気があるワインです。

■2011年のスターワイン
2011年シャトー・ルイはこのヴィンテージのスターワインと評価されています。葡萄の収穫量が1ヘクタールあたり19ヘクトリットルと低く、アルコールは14.5度と高い数値を記録しています。深紅の色合い、香りに甘草や木炭のニュアンスを伴うブラックチェリーやブラックカラント、味わいはフルーティでわずかに高めの酸が感じられます。2009年や2010年の大ヒット作より鮮明で、活気に満ちたスタイルとの評価です。現在飲み頃を迎えている稀少なワインですが、2030年位までの成長が期待されています。

生産地  |フランス/ボルドー/サン・テミリオン地区
生産者  |シャトー ルイ
格付・階級|AOC サン テミリオン/グランクリュ
ぶどう種類|メルロー80%/カベルネ・フラン20%
750ml