【詳細】
初版帯付 菅浩江 鬼女の都 祥伝社刊

平成8年10月20日初版 祥伝社発行 帯付

「あさましい鬼がいてるのン」京都もので人気の女流作家が謎の言葉を残し、自殺。生前から、そして彼女の死後も呪詛をこめた手紙を送り続ける“ミヤコ”、その正体と意図は何か?真相を追う女子大生の眼前で連続する怪事件…。「幻想」と「論理」という対極の方法論を融合した本格推理の醍醐味!

菅浩江
1963年京都府生まれ。高校在学中の1981年SF宝石誌に短篇ブルーフライトを発表して作家デビュー。数年のブランクの後、1989年の第1長篇ゆらぎの森のシエラで活動再開。人間の普遍的な感情をこまやかな筆致で描いたSF、幻想小説で人気を集める。とくに『永遠の森 博物館惑星』は、「ベストSF2000」国内篇第1位、星雲賞、日本推理作家協会賞を受賞と、ジャンルの枠を超えて高い評価を得た

【状態】
経年劣化により焼け、シミ、カバーにスレ、傷は御座いますが、全体的に概ね良好です。