







【詳細】
初版帯付 星野智幸 ロンリー・ハーツ・キラー 中央公論社刊
2004年1月10日初版 中央公論新社発行 帯付
20XX年、俺は町へ出た。いつからかこの国には中国人が増え、砂嵐が連日吹き、黄昏のようになった。俺はこの状況を把握するために動き出す…。黄砂の舞い降りるメトロポリス、私たちの憎しみと悲しみはネット空間で増幅される。私は生きているのか、生かされているのか?社会構造と個人の精神、国家と個人の問題に迫る書き下ろし近未来幻想小説。
星野智幸
1965年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、2年半の新聞記者勤めを経て、計2年間メキシコに留学。1997年『最後の吐息』で第34回文芸賞、2000年『目覚めよと人魚は歌う』で第13回三島由紀夫賞、2003年『ファンタジスタ』で第25回野間文芸新人賞を受賞
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。